2月2日・3日

この2日間は、慶應湘南、中等部の入試があり、慶應普通部の発表もありました。

いくつか、トピックを。

■慶應普通部合格者数

合格者 185名
補欠 34名

昨年は
合格者 175名
補欠32名

でしたから、ちょっと多かった感じがします。昨年繰上りが多かったか、あるいは幼稚舎からの推薦が少なかったかもしれません。

補欠番号は、候補者にのみ告知されていますが、すでに番号がついていますので、その番号順に繰り上がります。

応募は574名でしたから、実質倍率は3.1倍。確かにここのところ少なくなったとはいえ、まだまだ3倍あるので充分厳しい入試だっただろうと思います。

■慶應湘南 一次試験

国語の問題で字数が増えて160字になりました。今回の問題はこんな問題。

現在、日本の多くの美術館は、展示品の写真撮影について、次の二つの方針のどちらかを取っています。

①条件付きで許可する。
②全面禁止する。

今後十年、増えていくのはどちらの方針を取る美術館でしょうか。
予想して160字以内で述べなさい。そう考えた理由も書くこと。なお記述する際には原稿用紙の使い方に従いなさい。

最後の一文がひっかかります。原稿用紙の使い方、これからは気を付けておきましょう。

■中等部理科
この問題は普通部?と思えるような問題でした。
普通部対策をしてきた子どもたちにとっては、多少良かった問題ではないかと思います。
過去の中等部の問題に比べると特徴のある年になったでしょう。

3校の問題を通じて算数は比較的こなれた、例年通りの問題が出ていました。
算数をそつなく得点し、全体的には理科に苦労しつつも、点数をまとめあげた、という子が有利だったでしょうか。

やはり教科的に穴が少なく、算数で大きな失点をしない、ということが合格の要諦という感じがしました。

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今日の田中貴.com

2013年の問題を見て
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

挑む子
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慶應進学オンライン
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